2004/04/21 (Wed)(日本時間4/22(木))
昨日から寝てない。まだ自宅。 荷物の準備をやっと終わらせて、この日記をどこからでも更新できるようにするcgiを作っていた。 なんとか形になったかな。書き込みテストを兼ねて書いてみる。

これから少なくとも4ヶ月は家を空けるのに、緊張する暇も無い。 荷物はexcelファイルで数えて150個以上あるからバッグがすごい事になってしまった。 最後に部屋を掃除してから行きたかったけど無理だな。 ほかにもやりたい事はいろいろあったけど、あきらめよう。 朝7:30頃家を出る予定。今5:54。このまま寝たら危険すぎる。 行きの電車と飛行機の中で寝る事にしましょうかね。

さて、一発目はこんなもんでしょーか。



2004/04/22 (Thu)
それなりに慌ただしく家を出て来た。 ズッシリ重い荷物は14kg+2kg。タクシー捕まえて品川へ。そこから成田エクスプレスに乗ってとりあえず寝る。 9時に成田空港着。チェックインしようとしたら、いきなり荷物全部広げて総チェックでありますよ。 ひげ剃りの電源入れたり、ハミガキの臭いまでチェックしてすごい徹底ぶり。 せっかく形が崩れないように重心を考えて詰めたのに、詰め直し。このご時世だから仕方がないか。

チェックイン終了して、現金をポンドとT/Cに替える。T/Cは1度だけ使った事があるけど、それほど必要とは感じなかったなー。 でも長期滞在なので一応使う事にする。しかしポンドは高い。£1=200円のつもりとする。

とっとと出国手続きを済ませて、それほど待たずに搭乗案内。しばらくしてすぐ離陸。 こんなに時間に無駄がない出国ははじめてかも。 乗る飛行機は当然ヴァージンアトランティック航空であります。他は考えられませんな。

約10年前、まだ職場がバブリーだった頃、イギリスには社員旅行で来た事があるわけで。 その時のヴァージンアトランティック航空のインパクトが忘れられずここに決定。 それまでボーイングしか乗った事が無くて、客室内が真っ白で、ちょっと独特な配置のエアバスがすぐに気に入って。 搭乗したら、当時流行りかけていたenyaやenigmaの曲が流れていた。 BGM付きの搭乗も初めてだし、雰囲気が良くて英国気分が盛り上がったし、 座ったらすぐにキャンディ配布ですよ。他の航空会社と何か違うと思ったわけで。 確かエコノミークラスの全席にテレビモニタを付けたのはここが初めてだったらしいし。 当時はスーパーファミコンが付いていたし。

対して今回、
BGMはあったけど知らん曲。1曲だけ知ってたけどタイトル失念。後で調べる。 ノリはなんか違うなぁという気分。 前回はEnyaのOrinocoFlowやCaribbeanBlueやEnigmaのReturn to Innocenceだった。 座っても飴もらえないし。(←と思ったら着陸寸前にちゃんともらえた) プレゼントの旅行セットも内容は寂しくなっているようで、前はあったスリッパやメモ用紙が無くなっていた。 実はスリッパはここのを使おうと思って持って来なかったのに、失敗した…。

座席モニタは少しグレードアップしていた。 百以上ある映画の中から好きな物を選んで、再生停止送り戻しが自由。 気を抜いている間にストーリーが進行するなんて事もなく。これはすばらしいかも。 でも操作性はあまりよくなく、通信してるのか端末が遅いのか知らないけど、入力がもたつく。 この端末でe-mailも送信できるらしいけど、1通500円だって。 あとゲームは、Windowsのオマケみたいな簡単な物しか無く、他の席の人と対戦したりできるらしいけど、やらなかった。 BBSやら何やらあったらしいけど、今回はほとんど寝ていたのであまりチェックしなかった。 映画は1本だけ、ファインディング・ニモを見ていた。子供向けの英語なら優しいし。 顔がほとんどすべてのキャラクターでフェイシャルモーションがよく出来てて、 どーやって制御しているんだろう…とか考えたり。うわー仕事の事は忘れろ俺。

外資系企業に勤めているという方と隣りになり、少し話をしていた。 職場が、自分の住んでいる所の近くらしい。 自分を見て、ハーフの人だと思ったらしい。ガイジンみたいと言われたのは10回以上ありますが、 自覚はまったく無いんですが。両親両祖父母ともに生粋の日本人だし、何系に見えるんでしょうか?

なぜか今回はトイレに一度も立たずに済んだ。フライトは11時間と15分。予定より1時間早く到着。

イギリスの入国審査は厳しいとは聞いていたけど、どこかで読んだ記事によれば、あちらの興味は イギリスで働く気があるのか、無いのか、それだけらしい。もちろんそんな事を直接聞いて来ないけど、 質問の流れはそんな感じだった。

「入国の目的は?」英語の勉強。入学許可証を見せて、7/31までは学校に行く事を伝える。 「どこに住むの?」ホームステイとresidensial。 「帰りのチケットを見せて」と言われて、OPENになっている事を指摘され、「学校が終わったらどーすんの?」てな話。 今は決めていないけど、旅行したり他の学校に行ったりすると思うと答えると、「いくら持っているの?」と。 答えると、「それは何に使うのよ?」「4〜5ヶ月の滞在ではちょっと少ないんじゃないの?」と。 自分はInternationalBankCardを持っていると伝えると、「そのアカウントにはいくら入っている?」 日本の銀行の通帳を見せて、その場で紙を借りて£に計算して、書いて伝える。 「なんでこんなに持ってるの?」「仕事は何?」 コンピュータのプログラマです。「何年働いたの?」12年です。「あぁ、お金をSaveして来たのね」そーです。 めでたく学生ビザを取得いたしました。

しかし…10年前の旅行では団体だったからかそんな事は聞かれた覚えは無いんだけど、今回は結構いろいろ聞かれたな。 自分だってそんなに話せるわけではないけど、観光なら「観光です」だけで済むのだろうか。 犯罪を起こさず、お金をバラまく日本人観光客は世界中でお得意さまなわけで、 日本人が強制送還される事はまず無いとは聞きますが。 ちなみに、その女性の審査官の英語はかなり聞き取りやすく、はっきり喋ってくれました。

出口で自分の名前を書いた紙を持ったお出迎えの人はすぐみつかった。なんか嬉しいですよ。 同じ学校に行く日本人がもう一人いるからちょっと待ってなと、いきなりコーヒーをごちそうになる。 30分待って、暇ならこれ読むか?と持っていた新聞をもらう。 1時間ほど待って、もう一人の人とも無事合流。その人は名古屋空港からJALで来たらしい。

待ってる間、妙に居心地がいい事に気づく。 確かにどこからどーみても外国なんだけど、イギリスは他の国と比べても妙に馴染めるというか、 たくさんのガイジンの中に自分がいて、あまり違和感を感じないというか。アメリカとかには無い感覚。 人混みの中にいても、滅茶苦茶に太った人が視界に入らないのもアメリカと違う所か。 放送の英語は半分くらい聞き取れたのがまた嬉しい。半分じゃ何言ってるかはわからんですが。 何について話しているかはなんとなくわかった。 そういえば前に英語の国に来たのはいつだったろう。4年くらい前になるのか?当時と比べれば 自分の英語もそれなりにマシにはなっていたっぽい。

ベンツに揺られて2時間半、はっきり言って、車酔いした。でも地平線が見える田舎、うさぎがいる国道、馬がいる牧場。 古い建築等々、景色は素晴らしい物でした。

で、ホームステイ先に到着。なんだか洒落た家なんですけど。 いよいよホストファミリーとご対面。家族全員で出迎えてくれた。 ホストマザーのBattistaさんとファザーPhilipさん、7才のSofiaちゃんと3才のClaudiaちゃん。 同じ学校に通う、韓国人のCharles。もちろんこれは彼の英語名で、本名は漢字では韓東哲と書く。 中国人・韓国人の名前は他の国の人には発音が難しいので、呼びやすい名前を持つ人が結構いる。

家の案内をしてもらって、ハウスルールを聞いた後、battiが焼きそばを作ってくれた。 おみやげを渡す。散々悩んで、漆塗りのスプーンセットに自分でちよ紙を巻いて日本ぽくした。 あと日本のスナック菓子と、女の子2人にはトトロ人形。こんなに喜んでくれるとは正直思わなかった。 でもトトロは知らないらしいのでDVDを暇な時に見せてあげたい。持って来たし。

夜はCharlesの部屋でいろいろ話をした。25才の彼はNice Guyですよ。 彼は韓国の大学を出て、イギリスの大学に入学するのだそうだ。 イギリスの大学は9月からはじまるので、それまで英語学校に通うのだそうだ。 ようするにエリートさんですな。2月からここに来ているらしい。 明日朝、学校までの道を教えてもらう事になった。 韓国旅行に行った時も思ったけど、韓国人はいい人が多いと思いますよ。 なかなかそう思われない現実も知ってますが。

そんな感じで、一日が終わった。エキサイティングすぎ。 このテキストを、記憶が鮮明なうちに入力しまくったけども、途中で力尽きて一度寝た。 慣れないノートPCのキーボードでちょっと指が痛い。このパソコン悪く無いけどね。


成田空港で、10分100円のインターネットPC 今回乗る飛行機。ヴァージンアトランティック航空 どこだかわからないけど空撮 機内端末(ぼやけちゃった) 雲の上 機内 運転手のJohnさん(日本時間の撮影ここまで) 国道脇に野うさぎ。(ここから英国時間) 遙かなる地平線〜 ホームステイする家(真ん中の窓がMyRoom)

2004/04/23 (Fri)
朝5時頃起きて、昨日のテキストを書いていた。 朝食はセルフサービスなので、シリアルとかフルーツとか適当にいただく。 8時半に家を出て、Charlesに目指す学校まで案内してもらう。 このあたりは住宅街だけど、少し道が複雑で、似たような家が多くて特徴が掴めず混乱しそう。

朝は冷える。風も冷たい。でも天気は良い。 車が大量に通る道だけど、緑が多い。景色が良すぎてどこで写真を撮ればいいのやら。 だいたい40分ほど歩いて、学校に着いた。バスを使えばすぐらしいけど今日は歩いた。

Charlesが受付の人に何か話していたけど、聞き取れなかった。 と思ったら、何やら受付のおばさんに個人的に学校を案内してもらえるらしい。 月曜にも来るからいいよ、とはNOと言えない日本人の自分には言えず、好意を受け取る事に。 一通りまわったけど、緑が多くて静かな所で、広い庭があって、良い感じでした。 でも設備はちょっと古い物もあるような。

Charlesとはそこで別れて、単独行動に。 とりあえず、CityCentre(米綴りだとCityCenter)に行くと良いというのでそこが何かもわからず行く事にする。 CityCentreと書いてあるバスをみつけて、適当に乗る。 「行き先を告げて、£1.15払えばいい」とだけ教えてもらったけど、バスに関する知識はそれだけ。 ボタンを押すタイミングも、今はどこなのかも一切放送が無いので、わからない。 そもそもどこで降りればいいのかもわからない。 車内で地図を広げたが、CityCentreなる建物はみつからない。どうやら中心街を総合してCityCentreと 言っているのだろうか? でもまーとりあえず、なんだか賑やかな所で止まったので、他の人が降りるのに続いて自分も降りた。

借りた地図はあったけど、そもそもバスをどこで降りたのかわからない。 降りて右に行くのか左に行くのかも決められず、なんとなくバスと同じ方向に歩いてみた。

適当に散策してみた。しばらく歩いて、気になる建物の写真を撮ってみたけど、それが何かもわからない。 さすがに限界を感じて、観光客向けの写真入り地図を買った。やっと現在地も把握した。 適当に写真を撮った所は、有名な大学や教会だったらしい。ふーん。別に観光に来たのと違うし…。 自分が降りた所はどうやらRegent Streetだったらしい。もう一つ先のSt Andrew's Streetで降りたほうが 良かったのかな。今となってはどうでもいい。

小腹が減ったので、公園前で売っていたホットドッグなど食す。 Christ's Piecesという公園を横断して、Grafton Centreというショッピングセンターに来た。 別に買い物に来たわけでも無いしなぁ。強いて言えば部屋で使うスリッパが欲しいけど、安物はあんまり売って無い。 ここで分厚いピザが美味しそうだったので、食べた。あとデジカメの写真がいっぱいになったのでノートPCに転送したりした。

実はインターネットにアクセス出来る所を探してはいたのだけど、歩き回るだけではみつからない。

ホントにやる事が無くなったので、Parker's Pieceという公園脇のGonville Placeを通って 近くのバス停から、多分英語学校方向に向かうと思われるバスに乗り、学校近くで降りて、 あとは歩いて帰る事に。 イギリスでは道路すべてに名前が付いているので、わかりやすいといえばわかりやすい。

来る時に、図書館でインターネットが使えると聞いたので、帰りに寄った。というか、ここをアテにして、 市街でのアクセス場所を探すのを諦めて来たわけで。 受付のおばさんにお願いして使わせてもらった。 確かに使えた。でもノートPCで書いた日記はアップできないらしい。写真もアップできない。 当然日本語も入力できない。(一切のinstallが出来ないようになっている) フロッピーがあればアップは出来るらしいので、USBに接続するフロッピーディスクドライブを買えばいいのかな。 このご時世にフロッピーかよ。仕方が無いか。 ちなみにメールサイトへのアクセスは出来なかった。有料だって。10分£0.5(100円)。

まあとりあえず、拙い英語で一応生存表明だけ更新した。(このファイルで上書きするつもりだけど) 一応webからもファイルからも更新出来るようにはして来たので。

軽く買い物して、住宅街では予想通り迷って、地図を使って帰宅。もう覚えたぞ。

帰宅して、早速ファイルを更新していた。 18時頃、食事だよーとClaudiaちゃんが呼ぶ声。初ディナーは大量のスパゲティだった。 その後トトロのDVDを見せていた。けど何やらどこかに出かける用事があるらしく、途中で中断。続きは明日という事で。

あとはCharlesとまた話をする。彼の英語は自分よりはるかに上手だし、時々こちらの文法の間違いを訂正してくれるのでありがたい。 イギリスでは黒人差別は無いけど、アジア人を嫌ってる人がわりといるらしいですよ。特に若い学生や中年層で。 なぜかは知りませんが。顔でしょうかねぇ。 今日市街に出たり、混雑したバスの中でも、買い物した時も、そんな風には感じなかったけどな。1ヶ月も経てば分かるらしい。 ではその時を待ってみましょう。

一日歩き回って、疲れていたのですぐ寝た。寝た時間はよく覚えて無い。

Cambridgeは朝はかなり寒いけど、昼間は夏のような暖かさ。温度差が激しい。 だからコートを着た人とTシャツ1枚の人がいたりする。 自分も朝はジャケットだったけど、途中で脱いだ。 日差しがかなり強くて、風が冷たい。結構気持ちいい。 でも下手すると写真が白飛びしそうな感じはする。

市街地でも高い建物が全然ない。あるとすればランドマークになる教会や大学の塔くらい。 めっちゃ広い公園がそこらじゅうにある。とにかく空が広くて緑が多い。 車も多いから騒音だけは日本と変わらないけど。良い所ですよ。



マーケット King'sCollegeらしいですよ。木に隠れてるけど。 TrinityCollegeらしいですよ StJohn'sCollegeらしいですよ WesleyHouseらしいですよ どこだっけ。市街地。 地図 こんなに広い公園がいたるところに。 昼飯はここで。 公園のベンチに座って食べた。 Parker'sPieceさっきとは違う公園。 通学路の一部 三輪車だー 道には全部名前が付いています 図書館。ここで初めの更新をしました。 Sofia トトロを見てたけどちょーどDaddyに呼ばれてよそ見してしまった。

2004/04/24 (Sat)
ちょっと疲労が出てきたので、特にどこにも行かず。 昼寝したり、日本から持って来た問題集を解いたり、部屋で過ごす。 気分はわりと落ち着いて来た。この2日間が飛ばしすぎ? 部屋の中の気温は朝は19度、昼間は22度。 一日中鳥の鳴き声が聞こえる。 自家用っぽい飛行機が過ぎる音も頻繁に聞こえる。 外で子供が遊ぶ声もよく聞こえる。 舌っ足らずなのに流暢な英語を喋ってくれる。 このレベルで話せるようになるのはいつになるのやら。

今日はファザーがディナーの呼び出し。 ただ家族は今日もどこかへ出かけるので、Charlesと2人で。昼もそうだったけど。 食後にまた3時間ほど話し込む。 自分達の行く学校は質は確かだけど、授業料が特に高い事でも有名で。 今回、自分は3ヶ月とちょっと行くのだけどそれでも目が飛び出る値段。 彼は6ヶ月通うので、さぞかしお金持ちなのかと思ったけど、両親が払ったので値段を知らなかったらしい。 授業料を知ってめっちゃショックを受けていた。日本人が見ても高いと思えるのに、韓国人から見たら さらに倍近い感覚だろうか。

あと、自分の前に日本の女性が滞在していたそうで、その人が持ってきたインスタントみそ汁の味が 忘れられないらしい。 自分も一応日本から持って来ていたので彼にあげた。3日目にして早くも日本食。あー、ダシがうまい。 どちらかというと自分が飲むよりも、日本を紹介するために持って来たので役に立って良かった。

その後、2人で近くのPUBに行った。 ビールを一杯頼んで、またダベる。 日本の事、韓国の事を話す。韓国に旅行に行っといて良かった。いろいろネタが出て来る。 ガンガンBGMを鳴らすPUBもあるけど、ここはBGMは静か。話し声が賑やかしい。雰囲気が良い。また来たい。

ラフな会話は出来ていると思うけど、自分の文法が正しい自信が無い。 毎晩話し込んではいるけど、自分で使える範囲の英語しか使っていないし、 あんまり訓練にはなっていないような気がする。


PUB

2004/04/25 (Sun)
午前中は部屋で勉強。 午後になってから、手ぶらで出歩いてみた。 CityCentreまで歩く。片道5.5kmくらい。 帰りはバスで帰ろうとしたけど、1時間待っても来ない。 やっと来たと思ったらスルーしちゃうし!なぬー!? 仕方なく、再び歩いて帰った。往復11km。めっちゃ疲れた。 地図も持ってないし地名を把握していないしで、我ながら無茶した。 けど結構楽しかった。

図書館から更新するためのUSB接続のFDDを購入してきた。 店頭に無かったので、いかにもコンピュータマニアっぽい店員のお兄ちゃんに聞くと、奥から出して来てくれた。 こっちがアジア人でも気さくに接してくれるねぇ。 値段は£33。いまどきフロッピー環境のために6600円も使ってしまった。

途中で買ったファンタが£0.7。日本円で140円か。 缶ジュースというのは物の価値の一つの目安になると思う。ちなみに韓国では1本60円だった。

Charlesがずっと喉が痛いらしく、イギリスの薬も韓国の薬も効かないので日本の痛み止めをあげる。 前に風邪をひいた時も、同じように日本人からもらった風邪薬だけが効いたとの事で、 彼は日本製に多大な期待をしているらしい。効くと良いのだけど。


smartって絵になるよね。 こーゆー建物がフツーにあると ツタに覆われた家 またここに来てしまった。Perker'sPiece 頑張ってるね 電柱の数を減らすために、1本で10軒に直接配電。電線は地下。 クリスマスに頑張り過ぎちゃった家

2004/04/26 (Mon)
記念すべき初登校。緊張するなって言う方が無理。 まずは英語レベルチェックとクラス分けのためのテスト。 文法で1時間半、その間に一人ずつ呼ばれてインタビュー、しばし休憩を挟んで英作文。 文法テストがなんだか難しい気がした。 インタビューは、初めは超早口で質問、聞き取れないとわかるとだんだんレベルを下げていったのがよくわかった。 英作文は「人生で一番良かった日」とか、他2題ほどテーマが決められていた。紙に適当に書いた。 これは1時間くらいで終わってしまった。

ランチタイムで食堂に行くと、空港から一緒の車に乗って来た人がいた。 朝からずっと、ギリギリ聞き取れるレベルの英語の中で緊張していたのが、 ちょっとでも知った顔がいると安心してしまう。 Cambridgeの事、この学校の事、ホームステイ先の事、4日分の出来事を噴き出すように話す。 いかんいかんと思いつつ日本語で。あぁぁぁ。久しぶりに日本語を話すと止まらない。 あーもう今日は良しとしてくれ。明日、クラスが決まってからが本番だから。 その人のホームステイ先はあまりよろしく無いらしく、自分は恵まれている事を知る。 バスのわかりにくさは異常という事で、意見の一致を見る。

ランチタイムが終了して、学校の案内をされた後、ちょっと話を聞いて、解散。 さっそくコンピュータ室に行って、メールのチェックとwebの更新。 日本語は入力できるけど、やはりファイルの更新はできなかった。 図書館で更新するつもりで帰る事にした。

が。図書館のPC、8台全部クソガキ占領中。しかも順番待ち中。座ってる奴らはテコでも動きそうにないし、 閉館まで空きそうに無い。 何をしているかと思えばゲームかよ。結局更新出来ず終い。 明日は図書館休みだし。いつになったらこのファイルを更新出来るんでしょうねぇ。


学校

2004/04/27 (Tue)
クラスが決まって、初授業となったわけですが。 一つの教室に、UAE1人、サウジアラビア2人、トルコ1人、スーダン1人、中国1人、ロシア1人、韓国1人、日本2人。 下は19才から上は50才まで、国際色豊かすぎるというか。なんだかすげー所に身を置いている気はした。

でも…なんだか授業のレベルがちょっと低いんですけどー。 今さらこんな事やるの?って感じで、簡単すぎて手応えが無い。 1時間半の授業を3回、様子を伺いつつ、悩みつつ受ける。

さすがに終わってから先生に訴えると、「あなたにとってはそうでしょうね。」えー? 「あなたはGrammarを強化したいって言ってたから。」確かにそう言いましたけど…。これはEasyすぎます。 「今日は初日だったから簡単にしたけど、これからもう少し難しくしていくから。」 「クラス変更は金曜まで時間があるから、もうちょっと様子を見て。」 てな感じで、しばし不満をぶつけてみたけど、明日も引き続きこのクラスで様子を見る事に。うーん…。 復習で軽く触れる程度ならいいけど、これで2ヶ月はつらいなぁ…。

終わってとりあえずメールをチェックしたけど、今日はhotmailが重くてつながらなかった。

その後なんだか晴れない気分で、学校が主催するCityCentre観光に参加。 2回来た事はあったけども、でも聞いておいて良かったと思える情報もいくつかあった。 終わって解散したあと、念願のスリッパを£10で購入した。あとCharlesの喉の痛みがまだ続いているらしいので、 喉スプレーを買って帰った。自分が日本にいた時は、これでちょっとはマシになったので。

観光案内で仕入れたネタ。 この街は住民のほとんどが学生なので、大学が仕切っているらしい。 だからPUBやナイトクラブなども学生にあわせて、他の地域に比べて早々に(日付が変わる前に)閉まってしまうのだとか。




CityCentreのHMV前にて。

2004/04/28 (Wed)
うーん、午前中の授業は相変わらず簡単だけど、得る物が何も無いわけでは無いし、 もうちょっと我慢して頑張ってみるかと思った。

午後は今日から選択授業。Grammarのコースを選んだ。 クラスはまたそれなりに多国籍。でもアラビア人がとても多い。それはいい。 俺はあらゆる宗教・人種に対して差別意識を持たない事を信条としている事をここに宣言しつつ、言わせてもらう。 アラビア人と中国人の母国語での私語がめっちゃうるさい。携帯電話に出るな!頼む貴様ら黙れ!

授業が終わった刹那、このままじゃこの留学は駄目になると感じたので、 まずは午前の担任の所へ走って、頼むからクラスを上げてくれと申し出た。 ら、あっさりOK。は?「私も今日あなたは上のクラスに行くべきだと思ったわ。」でしょーっ!? エラい教官の部屋に直行して、クラスチェンジの手配をしてもらう。でも金曜まではこのままだとか。 とりあえず片方は解決してほっとした。

問題の午後の選択授業の方は、まだ解決しておらず。うーん。 でもまじめに授業受けてるのが1/4以下なんてクラスは嫌すぎる。

帰りに、図書館でやっとここのwebページを更新出来た。 データを送って、更新プログラムが正常に動いたのを確認した時は嬉しかった。 出る前にやっつけで作ったプログラムは、もうこちらからは普通に触る事は出来ないわけで、 地球から人工衛星を制御するような気分。 図書館のセキュリティの関係でアップデート機能の一部が使えないのだけど、 仕様変更も手元のPCでなんとかするしか無い。

夜は日本人の生徒同士でPUBに行くお誘いを受けたので行く。 場所は土曜日に行った店。 うーん、みんな若い。 日本人を相手に英語で喋ったりする不思議。 同じ学校の他のグループも結構いた。みんなこの店に集まるらしい。

明日も学校があるし、23時前には終わり。外は寒かった。 宿題を終わらせたし、あとはこのテキストを書きつつ、そろそろ寝る。



2004/04/29 (Thu)
杞憂だった。選択授業の事。 12人いるはずの教室に6人。やる気が無い奴がみんなサボってくれた。良い良い。ずっと来ないでくれ。 おかげで先生の監視の目も届くし、私語が飛び交う事もなく、有意義な授業が受けられた。 アラブ人もみんながみんな不真面目なわけではなくて、まじめな人はしっかりしてる。 中国人は今日は一人だったから、母国語で話す相手がいないし。

この授業の先生は校内でベストと言われている良い先生で、 他の先生に教え方を教えているような大ベテラン。(年齢もそれなりに。) 確かに他の先生とはひと味違うし、難度もちょうどいい手応えがあるのでできれば離れたくなかった。 というか午前のCharlesの担任でもあるのだけど、この先生に関しては彼もベタ誉めであります。

でも一応、自分が考えている事を伝えた。昨日の授業が酷かった事、今日は良かった事。 ずっとサボっていてくれればいいんだけど、きっとそうはいかないような気もするし。 悩んでるんだけどどう思うっすか?と一番無責任な質問をしてしまったけど、 彼女も教師の建前抜きで本音で語ってくれた(ように見えた)ので救われた。 ま、逃げ道を用意した上でもうちょい様子を見るですよ。

帰りに日本人のおばさまにhotmailの使い方を教える。 お互い英語で話しましょう協定は結んでいるのだけど 日本語でお願いという事なので今回は日本語で。 その後別のグループとCityCentreで軽く紅茶を飲んでから帰宅。

ちなみに週末と月曜は休みで、ここの更新とメールのチェックは多分できませんので一応連絡。 週末はLondonとOxfordに行って来る予定。



2004/04/30 (Fri)
午前のクラスでは最後の授業。ここも良い先生だった。良い復習が出来た。 金曜日は午後の選択授業は無いので食堂で食事だけして早あがり。 またグループでCityCentreに行ってフラフラする。 もうすぐ帰る人のおみやげの買い物につき合う。

20時からは新入生歓迎パーティに行く。 BGMの音量が大きいのでShoutしながら会話する。疲れてしまった。

明日は早朝からロンドンに行くので早めに行って早めに帰ろうとしたけど、 少々不本意ながら夜1:30までいた。タクシーで帰宅。 ジャケットに煙草の臭いが染みついてしまった。

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